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                  前編を読んでいない方はこちら↓
                    『地球と人と。vol.7(前編)』

『 代償。』

                      ・・・ご想像の通り…?
ころが、その便利さと引き替えに、
私には想像できなかった大きな出来事が起きました。

夏の初めには、うるさい程鳴り響いていた蛙の声がぴたりと止み…
冬の朝、新雪の上に残る可愛らしいノウサギの足跡を見つけることも、
なくなりました。

 それは、不気味な静けさでした。

もしかしたら、都会に住む人にとっては、外の車の音などが全くしない、
人々の暮らす気配の全く感じられない街へ、ポンと放り出されたような、
そんな感じかもしれません。
 生命の”るつぼ”で暮らしていた私たち家族にとって…
いいえ、感性の最も高まる頃の年齢の、まっただ中にいた私にとって、
かもしれませんが、それはとてもショックな出来事でした。


戚が近くに住んでいなくて、
簡単に友達の家に遊びにいけない山に住む私にとって、
変わらずそこに在る(居る)ものは、親戚や兄弟のような存在と
感じていたのかもしれません。
木や森はおじさんやおばさん、動物や草花は友達や兄弟や従兄のようで、
一緒に暮らしたり、見護っていてくれているもの…
そういう感覚だと思います。

測量され、道の脇の木が切られ、土を削り土台を作って…
舗装されるまで、1年では終わりませんでした。
どれくらいの期間かかったかは覚えていませんが、
工事が終わっても、何年も、何年も、蛙の声は途絶えたままでした。
ウサギやキツネの足跡も家の前に、畑の雪に、つきません。

人間は何てことをしたのかと、子どもながらに憤慨しました。
「自分は、それを止められなかったのか?」
「そうなることを知っていたら、何か出来たか?」. . . 。




『 小さな種 』

の後、少しずつ、すこしずつ、家の近くへと彼らは戻ってきました。
あれからおよそ20年。
実家に帰ると、動物達の気配をほぼ取り戻しています。
自然は、ゆっくりですが少しずつ形を変えながら、確実に回復する。
でも、戻らないものもある。
美味しい実を沢山つけてくれたクルミの木とか、
大好きだった大樹のトンネルとか。
人にとってあるひとが他の人とは替えがきかないのと同じように、
私にとっても替えがきかない木や風景が幾つもありました。
だから、いなくなるととてつもなく、淋しい気持ちがします。

・・・

そんな気持ちがあって、 今、こんなブログを書いています。

作文を書くのが大の苦手だった私が、
自分の言葉で文章を書くようになったのは、その事件をきっかけに、
納得のゆかない世の中の「なぜ?」を考え続けるようになったことが
大きいと思います。


命をのこせなかった多くの生き物たちの種は、
その頃のちいさな私の心に、落とされました。
その『小さな種』が、大きく成長し実って、新たな種を残せるかどうか…。
そんな自信は実のところないのです。でも、
芽を出し、育っているのは感じられる。


っと、そんなふうに。
誰の心にも、
落とされた種があるのだと思います。
きっかけは、『誰か』だったり、『何か』だったり。


あなたの中の、"小さな種"は、どんな種ですか?
芽を出し、
育って、
実りますように。。。

                       futaba*yotsuba
 
コクワ.01
 △ 庭のコクワ(サルナシ)。少しですが今年も実をつけました。

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ジャンル:ライフ

タグ:『futaba*yotsuba-について』 『想い・気持ち・感謝・葛藤。』

 
『大草原の小さな家。』


私がリンクさせていただいているブログ『エコびより』で、
みなさんご存知『大草原の小さな家』の本の紹介がありました。

 ❖『物を大切にする気持ち』2009/09/04(金)
 ❖『自然に合わせた生き方』2009/09/07(月)
  という題名の記事です。《↑クリックして、ぜひご覧ください。》

てとまとさんのこの記事を読んで、
わたしは自分の小さい頃を想い出し、懐かしく思いました。


『地球と人と。vol.1』で私は、
「小学校の頃に身近に起きたあるできごとから、
 環境問題をとくに意識するようになった」と書きましたが、
 そのことについてまだ書いていなかったので、
 今回は、その出来事について書こうと思います。

その前に、少し長くなりますが、
 『エコびより』の『物を大切にする気持ち』に、
  私が書いたコメントを参照させてもらって、
 "わたしの大草原の小さな家" のお話をしますね。


   *    *    *    *    *


の家は、
私が生まれた頃に、北海道の山の中に入植して酪農をはじめました。
お父さんは、天然パーマのボサボサ頭でちょうど、
ローラのお父さんみたいなスタイルだし、
姉は、お下げの三つ編みでおてんば!
母も、ローラのお母さんのようには美人ではないけれど、
編み物やリメイク、料理など何でも得意で、何でも修理して使い、
貧乏生活を楽しんでいたようにも思います。 

街も、今よりずっと遠かったなぁ。。。


父は、牛の小屋や柵を手作りしたり、
林野を開墾して、牧草地にしましたし、
家族では、刈りたての牧草地でピクニックのようにランチを食べたり、
馬車ではないけれど、
トラクターのシャベルに乗って畑に行き、お手伝いをしたり、
野生のノウサギやシマリスを捕まえて来て飼ったり…。


じめはやっぱり、周りの農家と比べると裕福ではなくて、
私も友達にプレゼントするにもお小遣いがないので、
身近なもので手作りしたりするしかなく、私が着る服も、
従姉や姉のお古ばかり。
そんな風に、私たち家族の生活は、
ローラたちの生活とちょっと似たところがありました。


今は、何でも安く手に入る時代となり、私自身も、
なかなか手作りのものを人にあげることはなくなってしまいましたが、
そんな生活が懐かしい。
ぽてとまとさんのこの記事は、そんなことを思い出させてくれました。
               ー『エコびより』へのコメントからー
 

『熊出没注意!!』

タドリや熊笹が、
両脇から覆いかぶさるように生い茂る、
うっそうとした細い土砂利道。
わたしたち家族が引っ越してきたとき、
山麓のその離農跡地には『熊出没注意!』の看板があったそうです。

そんなところですから、
スクールバスのない夏休みや冬休みは、兄弟で歌いながら、
恐ごわ、5km先にある小学校まで歩いたのを覚えています。

自転車が乗れるようになっても、その砂利道は強敵でした。
砂利で滑って転ぶことはしょっちゅうで、よく擦りむいたり、
山道を登るには、ものすごく体力が必要で、
ベソをかいたりもしました。


私が小学校3・4年生くらいの頃でしょうか。
家の前を通るその、砂利道が、舗装道路へと変わる工事が始まりました。

道が舗装されると、自転車もずっと楽になります。
私たち兄弟にとってそれは、
とても待ち望んでいたことでした。。。

                     ・・・後編へつづく。


山ぶどう.01
 △ 物置きの軒に這わせた山ぶどう。今はもう少し色付いています。。。

                       futaba*yotsuba

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futaba*yotsuba

Author:futaba*yotsuba
    (ふたば・よつば)
*Hokkaido*
*Favorite things*
 :ねこ と チョコ
 :音楽・D I Y・絵
 :二胡の演奏

地球『森』と『身』体、自然界の
しくみと『心』、目に見えるもの
見えないもの。それらがどんな風
に繋がりあってこの世界をつくっ
ているんだろう。…地球上の一粒
のちっぽけな塵(=私*)の思案を
綴ります。

*詳しくはカテゴリから
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◆◇お知らせ&つぶやき◇◆

2013/10/6:
暫く管理が出来ず失礼しています。。 . その間、このブログにお越しくださると不審なページへ飛んでしまうことがあったと思います。申し訳ありません。震災義援金のブログパーツの組織が中国の会社に譲渡されたとかそういうことがあったらしく、ご迷惑をおかけしました。。リンクが切れたり、使っていたテンプレートデザインが使用不可になっていて構成がめちゃめちゃになっていた時も...´д` ;
今後もどのような頻度で書くことができるか分かりませんが、なるべく気負わず呟きのようなことも書くかもしれません。戴いたコメントに対してお返事出来るかはわかりませんが、ご理解いただいた上で書いて下さるならとても光栄です。一方通行になるのが好きではないので、コメント欄は閉めないでおきますね。 見守って下さる方々に心から感謝します。


2011/3/21:
いただいたコメントにお返事できない状態が大変長く続いてしまい、失礼をお許し下さい。 .無理のない範囲で ブログをつづけたいと思いますが、お付き合いがこまめにできない面がありますので、気長にご覧いただけると幸いです。
 鬱の症状はお蔭さまで随分良くなり、現在は気分変調性障害がありますが、穏やかな日々を過ごせています。お付き合い頂いている方々、見に来て頂いている方々には、お詫びとともに心からお礼申し上げます。


2009/11/1(日):おしらせ。
いつもありがとうございます☆ 今まで、お一人お一人お一人にコ メントのお返事をしていましたが、 体調のことを考え、なるべく無理 なくお返事ができたらと思い、 みなさまへのお返事を、いちどに あわせて書かせて頂くことも多く なると思います。何分不器用な著 者ですが、これからもどうぞよろ しくお願い致しますm(u u)m。
 
  

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